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八木澤商店ブログ

≪第14回 大安楼×八木澤商店 料理教室≫のレシピ

八木澤商店ブログ 】 | 2013年11月26日

昨年11月に行われた、北上の料亭”大安楼”さんと八木澤商店で共催した、第14回目のお料理教室のレシピです!

この回で作ったのは「カレイの煮付け」「茶わん蒸し」「りんごのキャラメル煮」の三品♪

「茶わん蒸し」は、白だしを使って簡単に美味しく作ることも出来ますよー!

ぜひ一度お試し下さい(^^)!

 

 

◎カレイの煮つけ

<材料>

・水200cc、酒100cc、みりん50cc、砂糖20g、濃口しょうゆ50cc、生姜 適宜

・カレイ (その他に金目鯛やキンキなどでも)

<作り方>

①調味料を合わせて、一度火にかけて煮溶かします。

②切り身の魚の時には水洗いをして、ボウルに入れ、85~90℃のお湯を変えてから冷水に入れ、表面の鱗やぬめりを洗います。また、1尾の場合には真ん中あたりに切り込みを両面に入れてから同様にします。

③別の鍋に魚を入れてから①の煮汁を加え、生姜をスライスしたものを入れます。

魚の表面が少し見えるくらいの量がポイント。強火にかけて沸騰したらアクをすくいます。(取らないと濁った煮汁になってしまいます。)

④落し蓋を鍋に入れ中火にかけます。鍋の中で表面張力を働かせて、沸騰を保つことがポイントです。煮汁の量が半分くらいになったら一度味見をして、少し濃い目に、加減を調整します。3分の1程度になったら完成です。

 

★茶わん蒸し

<材料>(【 】の中の調味料は、“白だし”を10倍希釈にした、計400cc程度のだし汁に置き換えても作れます!! 茶わん蒸しの場合、卵:だしが1:3~4が目安です。)

・卵2個、【だし汁400cc、みりん10cc、薄口しょうゆ15cc】

・鶏もも肉60g、海老4尾、銀杏8個、かまぼこ40g、筍や椎茸(下煮したもの)・三つ葉・柚子の皮など 適宜、塩・薄口しょうゆ・酒 適量

<作り方>

~具材の下ごしらえ~

①鶏もも肉は余分な脂や皮を取り除き、包丁の刃もとで軽くたたいて筋切りをします。

②一口大に切ったら霜降りにし、冷水で冷まします。水気を拭き、同量の薄口しょうゆと酒で下味をつけます。

(霜降りとは…表面が白くなるように、熱湯をかけるかサッと湯通しします。臭みやヌメリをとり、また身を引き締めます。)

③海老は、頭と背ワタを抜き、尾を残して殻を剥きます。冷水でサッと洗い、水気をふき取ります。

④銀杏は、鬼殻を割り身を取り出して、鍋に沸かした少量の湯に入れます。皮は、穴杓子の裏でこするようにして剥きます。水煮のものであれば、一度沸騰した湯の中でゆでてザルに切ります。

⑤かまぼこは5mm幅に、三つ葉は1.5cmの長さに、ゆずの皮は1cm各に切ります。

~卵生地を作る・蒸す~

①だし汁・みりん・薄口しょうゆを合わせておきます。

②ボウルに卵を入れてよく溶きほぐし、1を加えて裏ごし器に通します。

③茶わん蒸しの器に下ごしらえした具材を入れて、卵生地を注ぎます。

④器にふたをして、よく上記の上がった蒸し器に入れて、強火で5分間むします。

⑤いったんふたを開けて、表演が白くなっていれば弱火に落とし、今度は15分間蒸します。真ん中に竹串を刺して、済んだ汁が上がれば蒸しあがりです。

 

★リンゴのキャラメル煮

<材料>

りんご2個、レモン大さじ二杯、無塩バター60g、グラニュー糖大さじ6杯、

生クリーム適宜、ミントの葉適宜

※無塩バターは、油より融解温度が高いので、焦げやすいです。

<作り方>

①りんごは縦8つ割りにして種と芯を除き、赤くならないようにレモン汁を振りかけます。

②フライパンにバターを溶かしてグラニュー糖を加えます。

バターは、焦げないように、ゆっくりと回しながら溶かしましょう。

砂糖が溶けて少し色づいてきたら1を入れて、中火で炒め煮にします。

③粗熱が取れたら、器に盛り、生クリームをかけて仕上がりです。

「希望の醤」が間もなく出荷されます!

お知らせ 】 | 【 八木澤商店ブログ 】 | 2013年11月21日
こんにちは 冨原です。

いよいよ、自社工場で初めて絞られたお醤油「希望の醤」が完成いたしました!

それにあたり、一昨日発売の「週刊朝日」が<震災後の八木澤商店の歩み>を
巻頭5ページにわたって、カラーで掲載してくださいました!
震災後から取材を続けてこられましたが、掲載は初。
すべての集大成として、今回大きく取り上げて下さっています。

『希望の醤』
そこには、「どんなに絶望的な状況でも希望を捨てずに生きていこう。」
また、「八木澤商店はまわりの人たちにとっての希望を生み出せる会社になりたい。」
そんな想いが込められています。

八木澤商店は、2011年3月の震災により”トラック二台”の他、工場から事務所、店舗のすべてを流失しました。
長い道のりを経て、去年10月には一関市大東町に工場が完成。
今年の春には醤油の仕込みが始まりました。
諸味の発酵・熟成が盛んな夏を経て、10月末にようやく初絞りが行われました。

それが、この「希望の醤」なのです。

インターン生としてお世話になっている身として、
「希望の醤」出荷を前に、改めて社長にその思いを聞いてみました。

「震災当日、避難した先で既に経営再建を描いていた」という通洋社長。
きっと今回のことも、ずっと頭で描いていたんだろうな、と思いきや、意外にも
「いやいや、震災直後から頭にあったわけじゃないんだよ」とのこと。
なんでも、「醤油屋じゃなくていい、何だっていいから、とにかく社員の生活を守ろう」ということばかり考えていた社長は、
「まさかこんなに早く工場を建てて、そして自分たちの醤油を作れるなんて思っていなかった」のだとか。

初絞りが行われ、大原工場にやっと自社で一から作った醤油のにおいが立ち込めたとき、
製造部の社員が「やっと自分たちの商品が作れた、やっと自分たちの工場が出来上がった」とつぶやくのを聞いたそうです。


「希望の醤」は8000本限定の出荷。
これまで義捐金やお手紙など、お力添えをくださったみなさまに贈られます。

また、お歳暮用として、100セット限定の「希望の醤 5本セット」が販売されます。

受付は、明日22日からです。
http://yagisawa-s.jp/SHOP/0605148.html

Twitterをはじめました。

お知らせ 】 | 【 八木澤商店ブログ 】 | 2013年9月 7日

八木澤商店が一昨日より始めました、Twitterについてご案内します。
 

ブログやfacebookよりも更にこまめに、商品や店舗の情報など、八木澤の「今」をお届けしていこうと考えています。

Twitterのアカウントをお持ちの方は、ぜひフォローしてみてください。
よろしくお願いします(^^)!

@yagisawa1807
https://twitter.com/yagisawa1807

 

冨原祐子

気仙町のコミュニティセンター復活!

八木澤商店ブログ 】 | 2013年7月23日

■コミュニティーセンター(通称:コミセン)の上棟式がありました

八木澤商店:気仙町コミュニティセンター


八木澤商店があった地区(陸前高田市気仙町今泉)に、コミセンが復活しました。
写真は、コミセンの上棟式があった6月30日(日)の様子です。

この建物は、組木(くみき)と呼ばれる、手のひらサイズのブロックを積み上げていきます。大工さんの技術がなくても、ちょっとしたコツさえつかめば誰でも扱えるものです。

基礎や屋根など、すべてが大工不要ではありませんが、基礎ができてから、土日の2日間だけで、屋根をつけられるまで、組み木が積み上げられました。およそ80人前後に今泉地区の元住民が集まったそうです。(社長の河野も、この作業を手伝いました)



写真は、このプロジェクトに奔走したひとり、桑原さんです。

八木澤商店:気仙町コミュニティセンター


震災後に縁があって陸前高田を知り、このプロジェクトに携わるまでになりました。現在は独立し、市内に会社を設立しています。今後、陸前高田周辺の間伐材を使った組み木の製造に向けて、活躍しています。
 

震災後、このような若い人たちも、陸前高田を応援してくれています。
本当にありがたいことです。


(藤野)

陸前高田市内の様子

八木澤商店ブログ 】 | 2013年3月26日

こんにちわ、八木澤商店です。

陸前高田市内の状況を、皆さんにも知って頂こうと思いまして、

今年に入ってから撮影している市内中心部の様子をご紹介いたします。
 

八木澤商店:陸前高田市内の様子


市の方針により、中心部にある被災した建物は、今年度中にほとんどの建物が解体される予定です。



もともと市内中心部は、
ほとんどの建物が流されてしまっていたのですが、
比較的階数のある、コンクリート製の建物がいくつか残っていました。
市役所、市民体育館、県立高田病院、スーパー「マイヤ」、キャピタルホテル、などです。


これは県立高田病院で、1月末の様子です。
(既に解体は終了)
ここは私の通勤途中でもあるので、
個人的に、解体の進行を一番感じる場所でもありました。


 

八木澤商店:陸前高田市内の様子



キャピタルホテルは、残った建物の中でも海沿いにありました。
ここで結婚披露宴を挙げる方も大勢いらっしゃったことでしょう。


キャピタルホテル2月上旬の様子です。
解体が始まっていました。


 

八木澤商店:陸前高田市内の様子


 

八木澤商店:陸前高田市内の様子



松原海岸の砂浜が削られたので、
当然と言えばそうなのですが、
ここまで海岸線が迫っていたことに驚きました。


 

八木澤商店:陸前高田市内の様子


3月下旬になると、もう跡形もなくなりましたが、
解体工事は遅くまでやっていることも。
工事関係者の皆さん、遅くまでありがとうございます。

八木澤商店:陸前高田市内の様子



これは陸前高田駅前から、1月上旬に撮影した様子です。
奥の山並みは氷上山、右側の緑色の看板が、スーパー「マイヤ」です。

八木澤商店:陸前高田市内の様子



一か月が経った2月中旬、同じ場所から撮影しました。

八木澤商店:陸前高田市内の様子



こうやって市内の解体が進む中、再構築されるものもあります。
それが、モニュメントとして戻ってきた「奇跡の一本松」です。

遠くから撮影しました。

八木澤商店:陸前高田市内の様子


どうやら枝葉の部分の復元が設計と異なるようで、
完成のお披露目はもう少し先になるとのことです。
完成したら、もっと近くまで寄って様子を収めたいと思います。


(文・写真 藤野)

 

「君がいないと困る」・・・結婚披露宴の引き出物に、お使い頂きました。

八木澤商店ブログ 】 | 2013年3月15日

「君がいないと困る」「あなたのいるわたしの暮らし」「ゆっくりね のんびりと」・・・これは震災後に名づけられた商品名です。

福井県の書家の方に頂いた書の中から、使用させて頂いています。本当に素敵な名前をつけることができ、とても感謝しています。

 

商品名としては一風変わったものですが、その名前ゆえに、結婚披露宴の引き出物にお使い頂くことが何度かありました。

八木澤商店:君がいないと困る、引き出物

特に「君がいないと困る」は分かりやすく、引き出物のご利用として、お問い合わせも多い商品です。

ぽん酢、ごまだれ、しょうゆドレッシング、ノンオイル焼肉のたれ、丼もののたれがありますが、ぽん酢やしょうゆドレッシングなどが人気のようです。

 

実は、先月2月23日(土)、八木澤商店のぽん酢などを、披露宴の引き出物にお使い頂いたカップルに、直接お会いすることができました。

会長の友人の息子さんである、藤澤基視(もとあき)さんと、奥様の瞳さんです。

ご厚意で、ぽん酢「君がいないと困る」と、濃縮つゆ「あなたのいるわたしの暮らし」を持った状態で、記念撮影をお願いしてしまいました。ありがとうございます!

八木澤商店:君がいないと困る、引き出物

 

昔から、八木澤商店のあった陸前高田市気仙町のあたりでは、引き出物の他に、「くちとり」といって、ご参列頂いた方々に調味料を贈る習慣があったそうです。

八木澤商店の商品もよく利用されており、時にはオリジナルのラベルもあったとか。

 

引き出物でご用命頂いた際は、ご予算に応じてこのように、いつもと雰囲気を変えて、商品をお届けしています。(ラッピングなどもお気軽にご相談ください)

八木澤商店:君がいないと困る、引き出物

 

 

基視さん、瞳さん、末ながーーーく、どうぞお幸せに!

ご協力ありがとうございました。

八木澤商店:君がいないと困る、引き出物

 

おまけ。会長も一緒に♪

八木澤商店:君がいないと困る、引き出物

(文・藤野 写真・会長他)

大豆の出前授業―手作り味噌教室―

八木澤商店ブログ 】 | 2013年3月12日

こんにちわ、八木澤商店です。

先日、製造部のアヤちゃんが"先生"をつとめる、大豆出前教室に同行してきました。

八木澤商店が震災前から毎年恒例で実施してきた、小学生向けの手作り味噌教室です。

 

場所は、お隣の宮城県気仙沼市、小原木小学校。3年生の皆さんと、昨年から引き続き2回目の出前授業です。

八木澤商店:大豆出前授業

 

1学年1クラス、7名です。

出前授業の”先生”を務めるアヤちゃんは、今年の春で入社6年目になります。

昨年の出前授業でも先生をつとめていたので、子供たちとは顔見知り。

先生ぶりも板についてきました。

 

八木澤商店:大豆出前授業

 

 

さっそく出前授業スタートです。

先生が一晩漬けておいてくれた大豆をざるに移し、圧力鍋で蒸す準備をします。

八木澤商店:大豆出前授業

 

八木澤商店:大豆出前授業

大豆を蒸している間に別な作業。でも鍋が気になります。

しゅるしゅるしゅるしゅる...視線の先は...

八木澤商店:大豆出前授業

 

蒸気でこんなことに!

アヤちゃん先生「いったん弱めましょう」

冷静です。

八木澤商店:大豆出前授業

何回かに分けて大豆を蒸している間、休み時間がきました。隣の教室の子供たちも見学にやってきました。

八木澤商店:大豆出前授業

 

大豆が蒸しあがったので、さわってみましょう。

写真のまんなかにいるのは、ボランティアで授業をお手伝いしている、大学生のお姉さん先生です。途中まで、一緒に手伝って頂きました。ありがとう!

八木澤商店:大豆出前授業

蒸しあがった大豆をつぶす過程は、ミキサーを使ってもいいのですが、今回はなかったので手でつぶすことにしました。

八木澤商店:大豆出前授業

 

蒸しあがった豆を追加投入。さあどんどんつぶしていってね。

八木澤商店:大豆出前授業

 

ちょっと場面を前に戻して。

これは米麹です。
これをボウルに移して塩を混ぜておき、子供たちが手でつぶしてくれた大豆に投入します。

八木澤商店:大豆出前授業

 

米麹ってどんな感じ...?

八木澤商店:大豆出前授業


 

米麹に塩を混ぜた状態です。

八木澤商店:大豆出前授業


大豆が蒸しあがる前に、塩と米麹を混ぜておきました。

独特の匂いと、触ってみるとほんわかあったかい感じがあります。写真左はこのクラスの担任の先生です。

八木澤商店:大豆出前授業

 

米麹の匂いに「だめだ~」と倒れこむ子も(笑)

「私は平気!」さすが、お姉さんですね。

八木澤商店:大豆出前授業

 

みんな、もくもくと豆をつぶしながら、米麹と塩も加えて、さらに混ぜます。

八木澤商店:大豆出前授業
八木澤商店:大豆出前授業
八木澤商店:大豆出前授業


蒸し時間が足りず、ちょっと固い大豆もありました。

この場合は直接ボウルにいれて手でつぶすのが大変なので、ビニール袋にいれて手のひらでぐいっとつぶしていきます。

子供たちはすぐにコツを覚えてくれました。

八木澤商店:大豆出前授業


大豆の豆粒をとにかくつぶしていきたい彼の、目にもとまらぬ連続パンチ...この工程、気に入ってくれたようです。

八木澤商店:大豆出前授業


でも、勢い余って、袋に穴が開いてしまいました。

てへへ。

八木澤商店:大豆出前授業

ここでそろそろ、つぶした大豆をボウルにまとめます。

八木澤商店:大豆出前授業

 


その後、こぶし大ぐらいの大きさに丸めます。

みんな!だんだん、丸のサイズが大きくなってきているよ!

八木澤商店:大豆出前授業

 

丸めたものを、空気が入らないよう、容器の内側に押し付けるようにして、平らに積み上げていきます。

上手!

八木澤商店:大豆出前授業


「できたよ!」

八木澤商店:大豆出前授業

こっちもね。

八木澤商店:大豆出前授業

「僕も!」

八木澤商店:大豆出前授業

 

容器にいれた味噌は、重石を乗せてこのまま。

重石をぐいっと押し込んでふたを閉めてはいけません。

自然と沈み込むまで置きます。

八木澤商店:大豆出前授業

 

アヤちゃん先生「これから約1年間、1か月に一度は底までまぜまぜして、忘れないでね!」

担任の先生が、忘れないための表を作ってくれました。これで安心。

八木澤商店:大豆出前授業

「5月の連休はどうすればいいですか?」という質問も。

大丈夫!学校がお休みじゃない時に、月に1回混ぜてくれればオッケー。

カビも出てくるけれど、発酵の過程で大事なものです。朝顔や昆虫の観察のように、味噌も観察してね。

 

最後に、記念写真別バージョン。

八木澤商店:大豆出前授業

お世話になりました。またよろしくお願いします!


(文・写真 藤野)

追伸:子供たちへ。約束より掲載が遅くなってごめんね

 

みそスイーツをはじめます♪

八木澤商店ブログ 】 | 2013年2月20日

こんにちわ、八木澤商店です。

最近の八木澤商店は、会長の講演、社長の取材、そして催事であちこち忙しく飛び回っておりますが、催事では新商品である「みそスイーツ:みそパンデロウ」の販売が目玉です。

八木澤商店:みそパンデロウ



「パンデロウ」というのは、もともとポルトガルから伝わったという半熟カステラです。
(解凍後)電子レンジで15秒程度あたためると、半熟部分はとろっとして、スポンジ部分はさらにふわふわと軽い口当たりになります。

製造は、一関市のアーク牧場さん。
アークさん自家製のオーガニックな小麦粉に新鮮な卵をふんだんに使用し、これに、八木澤商店特製の味噌を加えています。アークさんでは、通常の「パン・デ・ロー」も販売していますが、味噌が入ったため、焼き加減の調整ではいろいろとお世話になりました。

そして完成した、八木澤のみそスイーツ「みそパンデロウ」。
新ブランドとして、ロゴも開発しました。
「みそスイーツ」ということで、みそパンデロウの後も、商品が続きます。ご期待ください♪


そして!以下の催事にて、このみそパンデロウを販売いたします。

みそパンデロウは、催事と八木澤商店通販のみで、限定生産・冷凍販売となりますので、催事会場のお近くの方がいらっしゃいましたら、ぜひ召し上がってみてください。

【仙台】3月9日-11日
会場: 藤崎本館7階
新商品であるみそスイーツ「みそパンデロウ」、みそソーセージを販売します。

【東京】3月20日-25日
会場: 日本橋 高島屋8階「大いわて展」
新商品であるみそスイーツ「みそパンデロウ」、みそソーセージを販売します。

 

(藤野)

新年のごあいさつ(遅ればせながら...)

お知らせ 】 | 【 八木澤商店ブログ 】 | 2013年1月16日

こんにちわ、八木澤商店です。

新年早々、体調を崩してしまいまして、遅ればせながら改めて念頭によせた挨拶を、社長からお届けします。



新年あけましておめでとうございます。


今年は、八木澤商店にとっても大切な年です。

昨年までは、震災からの復旧段階。
今年からは、醸造業として復活・再建の段階になります。
新しい工場での仕込みもはじまります。
みんなが安心して仕事が出来るようになるまでにもう少しです。


仕事始めのあいさつで、
一人一人がそれぞれの思いを言葉にしました。

その中で、昨年から営業の担当になった、
女性社員の挨拶が胸に残りました。
それは言葉にならないたくさんの想いが込められていました。

新しい仕事への不安や葛藤。
お客様に励まされ、仲間に助けられた感謝の気持ち。
そして、自分自身で勇気を振り絞り、
前進してきた事への誇りが入り混じり、
感情が込み上げた彼女は涙があふれていました。

ひとりひとりがたくさんの不安と戦い、
心も体も疲れ切った昨年から、
今年は少しでも暮らしが安定するよう、
見通しのたてられる会社にするのが、社長の仕事。

 


今年は、震災後約2年ぶりに醤油の仕込みが始まります。
新しい場所で、新しい工場での仕込みに
期待と不安のいり混じった複雑な心境です。

今年も、八木澤商店はがんばります。
皆様、これからもよろしくお願いいたします。

 

河野通洋

先日は東北だけではなく東京でも雪が降り、道路や交通機関が麻痺してしまったようです。ここ、陸前高田も、地元の者でも驚くほどの雪が降りました。沿岸部は、いつもは雪解けも早いのですが、今日も気温があがらず、店舗前の庭もまだ雪が残っています。

みなさまも、どうぞあたたかくして、お体をご自愛くださいませ。

 

八木澤商店
 

12月8日のツアーの様子(前編)

八木澤商店ブログ 】 | 2012年12月24日

こんにちわ、八木澤商店です。
寒さが増している今日この頃です。


今日は、12月8日に行われた「陸前高田~大船渡~一ノ関の蔵めぐりツアー」の時の様子を、前後編に分けてお送りします。


ツアー前日の7日は、三陸沿岸に津波警報が出るほどの大きな地震がありました。震源が浅かったため、関東を含めて広範囲で揺れましたが、キャンセルされるお客様は少なく、ほぼ定員の43名の方にご参加頂きました。本当にありがとうございます。

当日は、このような流れでツアーが催行されました。
一ノ関発
~八木澤新工場@一関市
~八木澤店舗@陸前高田市
~いわ井&木村屋@陸前高田市
~酔仙工場@大船渡市
~世嬉の一@一関市
解散

参加者のみなさまはバス一台で一ノ関を出発し、まずは八木澤商店の新工場(一関市大東町大原)にお越し頂きました。

八木澤商店:ツアーバスのサムネール画像


当日は朝から雪が降り、とても寒い日でした。
社長はいつものあったかダウンに長靴でお出迎えです!

八木澤商店:河野社長




工場の竣工式は10月でしたが、その後も追加工事が続いたため、実はまだ稼働しておりません。ツアー時は、まだ稼働していない工場を、社長の説明付で外からこのように見て頂きました。

八木澤商店:新工場 八木澤商店:新工場説明中

 

八木澤商店:工事中の様子

 

寒かったのですが、空はこんなに快晴でした。

八木澤商店:新工場説明中

少し時間をオーバーしてしまいましたが、ひととおり工場をご覧頂いた後、陸前高田市矢作町の店舗へ。

店舗前の庭から国道343号線の下をくぐり(写真下)、秘密の離れで軽食ランチを召し上がって頂きました。実はこの道は、車も通れます。旧国道のほうから、現在運休中の大船渡線の踏切を超え、店舗前まであがってくることもできるのです。

八木澤商店:国道の下

これが秘密の離れです(写真下)。
少し話はそれますが、ここは、来年の春頃、とても素敵なプランで皆様にお披露目できる予定です。どうぞお楽しみに!

八木澤商店:離れの外観


一階に入って頂きましたが、40名以上の方が入るとこのようにぎゅうぎゅうでした。(狭くて申し訳ありませんでした!)

八木澤商店:離れ

 

 


後編につづく...

(文・写真 藤野)

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