9月号かわら版が完成いたしました。
前回6月号より、2倍の大きさになっております。
【 9月号かわら版トピックス 】
・岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ2018へ参加
「北限のゆずともろみのドレッシング」が
「優良賞」「三陸防災復興プロジェクト2018特別賞」を受賞いたしました。
・オープンファクトリー五感市in八木澤商店 を開催いたします。
一関市の大原工場にて、工場見学・醤油作り体験と試食を実施いたします。
日時:2018年11月9日・10日
10:00~17:00
料金:見学のみ¥1,000(物販と合わせて1時間)
見学+体験¥3,000(物販と合わせて2時間)
場所:一関市にある八木澤商店の大原工場
駐車場:マイカーでお越しの方は、大原工場の駐車場をご利用ください。
お申し込み:お電話かインターネットからお申し込みいただけます。
https://yagisawa-s.jp/
・お歳暮の新商品のご紹介
「南部一郎かぼちゃのポタージュ」
三陸の地元の食のブランドmadehni(まで~に)より、スープシリーズに新しく加わりました。ほんのりとした甘さにかぼちゃの香り。寒い日にサッと温めてホッとしますよ。madehniの、丁寧につくった温まるスープをぜひ、ご堪能ください。
「樽しょうゆ」
ワイン樽とウイスキー樽で仕込んだお醤油です。芳ばしい香りと、ほのかに甘い香りがします。ぎょく瓶を使用しているので、フタを開けずに瓶の中で発酵させることができます。ワインやウイスキーのように、じっくりと寝かせるのも良し。限定品です。
「ちゃんこ鍋セット」
気仙味噌(白)を使用した「ちゃんこ大五郎」さんのスープとお肉のセットです。ちゃんこ大五郎さんといえば、「CHANKO-1グランプリ」というちゃんこ鍋の旨さを決めるコンテストで、2016年グランプリ、2017年準グランプリを獲得した、ちゃんこ鍋界の名店です。気仙味噌のコクと、お肉の旨み、がぎゅっと詰まったエキスが野菜に染み込んで、これまたウマイ!ちゃんこ大五郎の親方自慢のちゃんこ鍋をつついて、寒い冬を乗り越えましょう。ハフハフ
・7月29日 チャオチャオ陸前高田道中おどり
・8月7日 うごく七夕・けんか七夕
街中で繰り広げられた、陸前高田の夏の代名詞といえば、コレ!
ふたつのお祭りの模様を少しお届けします。すごく楽しいですよ。特にうごく七夕・けんか七夕は必見です。来年の夏、ぜひ陸前高田市へ遊びに来てください。
・意志を砥ぎあう砥意志よりご紹介
「らら・ぱれっと」の米崎りんごジュース・米崎りんごジャム
海と恋する米崎りんご。味の濃い、りんご感ぎっしりのジャムとジュースです。(代表・岡本さん)
http://www.lalapalette.com/
陸前高田市の林檎農家さんの、太陽と海風と岩手の大地で育まれた、みずみずしくてジューシーなりんごを贅沢に使用した、りんごの旨みがまるごと味わえるジュースとジャムです。
陸前高田の地形の特徴といえば、リアス式海岸。山の斜面がそのまま海に入るような地形になっています。そして、山からの水がこんこんと流れる気仙川があります。この山の養分をたっぷり含んだ水が、気仙川を通して流れ、海に息を吹き込んでいます。この伏流水、カリウムが豊富な水は、海草や牡蠣のそのままの味になります。だから、高田の海は、おいしい。
さて、扇状地になっている高田の大地は、山から雨水として流れた枯葉の養分も吸っています。山の斜面が太陽に当たる面積を大きくして、米や葡萄、りんご、根菜、ゆずなどたくさんの食物がのびのびと育っています。太平洋に面していて、東向きの地形は、朝日を浴びる食物の生育にいいんです。また、海風は、実を落とされまいとする、葡萄の味の種類を多くします。さらに、なんといっても、食物を育てる人が、丁寧に作っているのが高田です。
収穫シーズンは、地元の子どもも大人も、担い手不足になりがちな農家さんたちのお手伝いに行ったりします。つくって、とって、たべて、その場で、とてもおいしい。高田の人たちがなりわいとしている、「つくる」ことが大好きです。(余談になりましたが)高田に来たら、産直で野菜を買って、焼いて食べても良し、ぜひ高田の地元の食材を買って、食べてみてください。
「勘六縁」の遠野4号の現在!どぶろくとしても販売されます。
遠野・小友に合う米作りとして、昭和初期に作られていた、遠野4号を復活させました。岩手在来のお米を両親に持ち、寒冷地に強い品種です。順調に穂が垂れてきました。ご飯として、また「どぶろく」として販売致します。(代表・菊池さん)
遠野市小友で米作りをしています。最近は、野菜も作り始めたそうです。(影ながら楽しみ・・・)
http://kan6en.com/blog/about-agriculture/4929/
6月に勘六縁さんの田植えのお手伝いに行ってきました。ちょうど、らら・ぱれっとの岡本さんと、私の所属している地元のバスケチームの仲間と、親しくしているシェアハウスの仲間、4人で車を走らせ颯爽と裸足で田んぼに入り、どろんこになりながら手でわっせわっせと、苗を遠野の大地に植えてきました。なんという楽しさ。
植えるって、土や水を整えるのとセットなんだなって、感じます。大地を整える、大地を耕す。水を引いて、水を張って。それから、植えて。
一つ一つ石を取り除いて、根っこを取って、土を掘り起こして混ぜたり。
植える時に凝縮されて、感じることのできる、人間の営み(というとおおざっぱなのですが)、ああ、この人ががんばって作ってるんだな、という感覚とか。
私たちが住む場所すべて、誰かが耕したんですね。
お腹減ったら、食べる。
地元のばあちゃんたちが、手伝いに来ていました。
ばあちゃんたちの会話から、雰囲気から、感じる、ずっとお互いに田んぼや畑を手伝って生活してきた感覚が、とても心地よいです。「しょうゆ屋さん、はえぇなぁ~(植えるのが早い)」ハッハッハ。私は「しょうゆ屋さん」で定着したあだ名。黙々と植えるのが楽しくて、一列横隊からポンと出ていた。福島出身の私は、ばあちゃんたちの気仙弁の会話(会話というか音楽なのか)を聞きながら、手を動かしていた。柔らかい初夏の空があたたかい。
いわての大地は、おいしいものがたくさん育まれています。育てる人がいます。
「デクノボンズ」の菜種油、ひまわり油
♪菜の花畑に入日薄れ 見渡す山の端 霧深し♪
菜の花は昔から日本人になじみの深い作物でした。一関市の花は、菜の花、その種を絞って油を作っています。菜種油は熱に強く、揚げ物や炒め物に向いていますが生でも召し上がれます。きれいな菜の花畑とおいしい菜種油をぜひ見て味わっていただきたいです。(代表・小野寺さん)
一関市で菜種油と、ひまわり油をつくっています。最近、ひまわり油も作るようになったそうです。
http://www.koubouziabura.jp/
目に付くラベルのデザインは、海外のデザイナーさんが、工夫を凝らして作られたものです。一人でラベルを貼るので、ずれても大丈夫なようにデザインされているんです。
隣の「ばぁばのレストラン てご舎」でも、デクノボンズさんの菜種油が使われたお料理が食べれます。
地元の食材と、小野寺さんの菜種油を使ったお料理がたくさん並びます。丁寧につくられています。なんといっても、おいしい!一品一品を噛み締め、味わいつくしました。
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平成17年の工房設立より、油を搾っては売っております。サボっているのではなく、本当に真面目に油を売っております。
地元菜種生産農家の、地元で菜種を油まで加工できないだろうかという要望を受け、有志5名で当工房は設立されました。当時は一作業員として工房で搾油作業にあたっておりましたが、平成21年に法人化し代表に就任しました。とは言っても従業員は私一人、アルバイト一人の小さな会社です。
ーーー岩手にこんな油屋がいるということを覚えていただければ嬉しく思います。
そして私は今日も油を売っております。
(デクノボンズHPより http://www.koubouziabura.jp/profile)
地元の食材を使って、もっともなものを作る営み、
さらに、お互いに商品に磨きをかける。
砥意志は、今日も意志を砥いでいます。
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・7月6日発売の「CREA(クレア)」に奇跡の醤が掲載されました。
・アバッセ店より新メニューのご紹介
「半熟たまごの満腹厚切りトースト」
「旨塩鮭ハンバーガー」
・大東グルメ祭に出店いたします。
日時:10月14日(日) 10:00~14:00
場所:四ッ角商店会、後藤工建駐車場、北銀駐車場
駐車場:四ッ角商店会の各駐車場、摺沢駅前、駅裏駐車場
雨天決行
・羽田空港に陸前高田市のお土産をお買い求めいただけます。
日時:8月21日~2ヶ月間 7:00~22:00
場所:羽田空港国際線ターミナル 4階 Edo食賓館
出品:酔仙酒造、神田葡萄園、石川製油、北限のゆず研究会、八木澤商店
企画:マルゴト陸前高田
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ここまで、読んでいただきありがとうございました。
陸前高田市は、昨日あたりから、朝晩ぐっと冷え込んできました。
一昨日は、仕事が終わって家路に着くと、空がうす青で日が落ちて星があたりにちらほら輝いて、
秋口なのか、冬口なのか、風がぼーっと冷たかったです。ぇ、もう冬なの?と半ばウッつり気味になりつつ、いわての夏、あっという間だったなと、しんみり、しんみり。今頃、東京や大阪、九州とか沖縄はまだ、暖かいのかなぁ、と思いを馳せつつ。北海道は、やっぱりもう、寒いのかなぁ。
今日は、パーカー着てます。この旅館を改築した本社の部屋の中って山の斜面に隣だっているせいか、さむい~~
隣の山に生えている栗の木の実が落ちるのが、待ち遠しいんです。十五夜あたりに栗ご飯を狙っています。
金田