こんにちわ、八木澤商店です。
陸前高田市内の状況を、皆さんにも知って頂こうと思いまして、
今年に入ってから撮影している市内中心部の様子をご紹介いたします。
市の方針により、中心部にある被災した建物は、今年度中にほとんどの建物が解体される予定です。
もともと市内中心部は、
ほとんどの建物が流されてしまっていたのですが、
比較的階数のある、コンクリート製の建物がいくつか残っていました。
市役所、市民体育館、県立高田病院、スーパー「マイヤ」、キャピタルホテル、などです。
これは県立高田病院で、1月末の様子です。
(既に解体は終了)
ここは私の通勤途中でもあるので、
個人的に、解体の進行を一番感じる場所でもありました。
キャピタルホテルは、残った建物の中でも海沿いにありました。
ここで結婚披露宴を挙げる方も大勢いらっしゃったことでしょう。
キャピタルホテル2月上旬の様子です。
解体が始まっていました。
松原海岸の砂浜が削られたので、
当然と言えばそうなのですが、
ここまで海岸線が迫っていたことに驚きました。
3月下旬になると、もう跡形もなくなりましたが、
解体工事は遅くまでやっていることも。
工事関係者の皆さん、遅くまでありがとうございます。
これは陸前高田駅前から、1月上旬に撮影した様子です。
奥の山並みは氷上山、右側の緑色の看板が、スーパー「マイヤ」です。
一か月が経った2月中旬、同じ場所から撮影しました。
こうやって市内の解体が進む中、再構築されるものもあります。
それが、モニュメントとして戻ってきた「奇跡の一本松」です。
遠くから撮影しました。
どうやら枝葉の部分の復元が設計と異なるようで、
完成のお披露目はもう少し先になるとのことです。
完成したら、もっと近くまで寄って様子を収めたいと思います。
(文・写真 藤野)